toggle
2021-10-11

イベント運営スタッフの列整理について


イベント会場への入場列(時に大行列)を整理したり、会場内で警備や案内をしたりして、イベントがスムーズに進行するようにサポートする仕事が運営スタッフです。

イベントの入場列

列の整理

イベント会場が大型施設でも、街中の雑居ビル内でも、入場のために人が早くから並び列をつくり、気づけば長蛇の列となることがあります。

無法状態のままだと交通の妨げ、事故や近隣とのトラブルのもとになります。

この待ちの行列を整理して、人の流れを誘導するのもイベントスタッフの仕事です。

 

近隣とのトラブル

会場からとびだした行列が、近隣のお店、民家、建物等の出入り口をふさいでしまい、クレームを直に受けるのも、誘導スタッフである場合があります。

出入り口や交通の妨げだけでなく、行列のマナーの悪さ(ゴミのポイ捨て、話し声など)もトラブルのもとです。

近隣とのトラブルをできるだけ未然に防ぐためにも、並ぶ位置をあらかじめ決めてお客様にも協力を得るのが大切です。

 

待つ人のいらだち

暑いまたは寒い中、長い時間並ばなくてはならない状況は、人を疲れさせ、苛ただせます。

また、コロナ禍で密を避けることやソーシャルディスタンスの必要性が叫ばれる中、並ぶ人自身もイベントへの参加のワクワクと同時に、心配もあるはずです。

このような状況で、イベント会場への入場が遅れたりして、列が遅々として進まないと中には、「どういうことだよ」「どれだけ待たせるんだ」と怒号がとび、近くの誘導スタッフは矢面に立つことも。

最近イベントによっては整理券をだして行列を解消しようとする努力はされていますが、整理券さえだせない状況で、待つ人のストレスを少しでも和らげられるのも、スタッフの腕の見せどころかもしれません。

そのためにも状況の把握に努めその情報を、待つお客様に共有するのも、状況が何もわからないよりお客様は安心します。

少し話はそれますが、もぎりのスタッフの超人のようなそのスピードに、周りのお客様が驚きえらく注目をあびていたこともあるようです。

少しイライラから気をそらすものがあると案外いいのかもしれません。

 

列の整理の他に

アイドルグループのイベントでの光景で、ライブ中はステージ近くでは警備スタッフがかなりの頑張りで、ステージに押し寄せんばかりの客の波を抑えていて、スタッフの上司が「もっと押さえろー!」と大声をだすような場面もあるようです。

 

また、握手会の際は、アイドルと握手をしてもなかなか先に進まないでとどまる方も中にはいるようで、そのときに横からそれを引き離す、「はなし隊」のような警備スタッフがいます。

こういうスタッフの仕事のおかげでイベントがなんとか無事かつスムーズに進められるのです。

 

イベントスタッフの仕事は難しくはないですが、任された仕事によっては、体力勝負です。

関連記事