2025-05-16
短期や日雇いのバイトでも勤務先へマイナンバー提出は必要?
短期や日雇いの単発バイトは、会社との接点が限定的で提出書類の重要性を見逃しがちです。
短い勤務期間だからこそ、採用されたらスムーズに勤務に入れる体制を整えておくべきでしょう。
そこで今回は、「マイナンバー提出」の必要性について解説します。
短期や日雇いバイトはマイナンバーが必要?
マイナンバーは、学生や外国人を含め、日本に住民票を置く個人のすべてに付与されているものです。
そしてアルバイトを含む被雇用者は、雇用条件や勤務時間に関わらず、基本的に勤務先へこのマイナンバーを提出する必要があります。
雇用者は、労働者の税金や社会保険手続きでその情報を取得する義務があるためです。
とはいえ従業員に提出義務はなく、拒否しても罰則はありません。
ただし、各種手続きが煩雑になったり会社側に不信感を持たれたりする可能性も。提出しない場合、合理的な理由を説明できる状態にしましょう。
マイナンバー提出のよくあるQ&A
ここでは、マイナンバー提出に関する疑問や不安を解消するためのQ&Aを2つご紹介します。
Q.個人情報だけど、流失しない…?
A.企業はマイナンバー情報の取扱いに法的責任を負い、厳重なセキュリティで管理する義務があります。
怪しいバイト先ではない限り大丈夫ですが、もしも不安な場合には「念のため書類の保管方法を教えてもらえますか?」と面談時に聞いてみると良いでしょう。
Q.「副業」でバイトした場合、本業にバレる…?
A.マイナンバーと勤務先情報は紐づいておらず、それが直接副業の証拠にはなりません。
ただし所得情報は税務署に報告がいくため、税務調査で副収入が客観的に判明する可能性があります。
まとめ
短期や日雇いバイトでも、原則としてマイナンバーを提出する必要があると覚えておきましょう。
会社は皆さんの書類についても厳重な管理の上で、常に誠実な対応をしてくれているはずです。
短期間の雇用であっても、会社に対して誠意ある対応を示していけるように心がけてくださいね。
関連記事