イベントのゴミ収集時の注意
楽しいイベントの終わりには大量のごみが出るのも、残念ですが事実です。
しかしハロウィン後にはボランティアでごみを収集し街をきれいにする活動もあり、意識も高まっています。
イベントごみ
ごみは廃棄物処理法に基づき、一般廃棄物と事業系廃棄物の2種類に分類されます。
一般廃棄物
簡単にいえば一般家庭からでるごみ(可燃ごみ、不燃ごみ、粗大ごみ)のことです。
一般廃棄物については市町村が処理責任を持ちます。
事業系廃棄物
事業活動によって生じたごみが対象です。各種イベント、自治体活動、地域団体による活動、学校活動、NPO活動などから生じるごみです。
事業系廃棄物は事業者が自ら処分することが定められています。
イベントのごみは、家庭ごみにあるようなペットボトルが含まれていても、事業系廃棄物に該当するため、イベント主催者が責任をもって処分しなくてはいけません。
コロナ禍でのごみ収集
イベント主催側は、ごみ処理には神経を使うことが多く、ごみ量を軽減するためにもごみの持ち帰りを呼びかけるなどしていますが、イベントごみをゼロにするのは難しいことです。
コロナ禍で対策を練りながらようやく開催したイベントが終わり、そのかたづけとしてごみ収集作業を行うときは、感染予防に気を配る必要があります。
★肌の露出の少ない服装でごみ収集
★必ずマスクと手袋を着用し、鼻水/唾液などがついた、またはついてそうなごみは、ビニール袋にいれたら密封してしばり、絶対に素手でごみは触らない。
★作業の合間に機会を見つけてこまめに手をアルコール消毒、または洗う
★マスクや手袋を脱いだ後は、必ず石鹸と流水で手を洗い、手指消毒をする。
着替えを用意しておくことをおすすめします。作業後は着替えて、着ていた服は洗濯すれば大丈夫です。
コロナ対策を万全に整えて開催されたイベントです。
最後まで油断せず自分自身を守りましょう。