イベントスタッフの仕事で身に付くスキルは？
アーティストのコンサートやライブ、スポーツの試合、子供向けイベント、ヒーローショー、展示会など、さまざまなイベントにおいて活躍しているのが「イベントスタッフ」です。
イベントスタッフのお仕事は、日常から離れた楽しい空間を作り出すための土台ともいえます。イベントの計画、設営、受付、チケット販売、接客、座席案内や誘導、物販など多種多様な仕事があり、イベントを裏で支え進行させることが主な業務となります。
そんなイベントスタッフとしてのお仕事ですが、業務を通してどのようなスキルが身に付くのか気になりませんか？
今回は、イベントスタッフの経験によって得ることができるスキルを、大きく5つに分けて紹介したいと思います。
イベントスタッフのお仕事で身に付くスキル5選
初対面の人と楽しく話すコミュニケーション力
各イベントには、子供から大人まで幅広い年齢層のお客様がいらっしゃいます。
お客様それぞれ性格や考え方がちがうので、相手が気持ちよく話せるように促す会話力を身に付けることが大切になります。また、イベントによって一緒に働く人たちも毎回異なるため、多くの人と関わるよい機会です。人によっては、人見知りも克服できてしまうかもしれませんね。
人を楽しませるスキル
イベントスタッフのお仕事では、「お客様を非日常の空間へお連れして楽しんでもらうこと」がいちばんの使命となります。
楽しんでもらうために積極的な声掛けをしたり、写真撮影では笑顔を引き出す工夫をするなど、お客様がどのようにしたら楽しめるかを考え実行する力が求められます。
信頼される接客術とおもてなしの心
さまざまなタイプのお客様と接することができるよう、研修で丁寧な言葉遣いと正しい敬語での対応を学ぶ必要があります。
その後実際にお客様と接していく中で、敬語の使い方や正しい接客のマナーが自然と身に付きます。相手が喜ぶ接客の仕方、おもてなしの心を習得することができるので、就職活動にも活かせるのではないでしょうか。
マネジメントのスキル
イベントスタッフにも、責任を背負う立場にいる人がいます。特に大きな規模のイベントでは、多くの人に仕事を割り振って管理しなければならず、働く人の仕事に対するモチベーションを高く保つための工夫をすることが重要です。楽しいイベントを作りあげるための計画力から、すべきことを迅速かつ正確に伝える力まで、幅広い能力を身に付けることができます。
安全に進行管理するスキル
これまでに起きたトラブルや課題を振り返り、いかに安全にイベントを進行させるかもイベントスタッフの大切なお仕事です。
この経験から、ものごとを慎重かつ計画的に進める力も備えることができるはずです。
イベントスタッフとして働くことで、多くのスキルを自分のものにできることがわかります。コミュニケーション力、エンターテインメント性、マネジメント力、ホスピタリティとさまざまな側面で成長できるお仕事なので、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。
