2021-08-17
屋内で行われるイベントスタッフの仕事の熱中症対策
熱中症は、炎天下で太陽にさらされた状態でなると思われがちですが、高温多湿な屋内でも発生します。
ここでは、「屋内で行われるイベントスタッフの仕事の熱中症対策」について、ご紹介します。
「熱中症」とは?
体内の熱が上がることで、脳が酸欠状態になったり、汗をかきすぎて体内の水分が不足したり、汗の蒸発によって体が塩分不足の状態になったりします。これらの状態が進行すると、倒れてしまうことや、意識障害を引き起こす可能性もあります。
熱中症に注意する時期
毎年7月から8月に多く発生します。特に、梅雨明けの蒸し暑く、急に暑くなる7月には、体が暑さに慣れていないため、注意が必要です。
イベントスタッフの仕事での熱中症リスク
屋内でのフェスならライブ会場は、空調が効いていて、屋外より悪い環境ではありません。しかし、熱中症の約半数は屋内で発生しています。また、新型コロナウイルス感染症対策により、屋内のマスク着用が必須な状況では、更に熱中症のリスクは高まります。
熱中症対策のポイント
・のどが渇いていなくても、こまめに、水分補給しましょう。目安は、1日あたり1.2L以上の水分をとるようにしましょう。
・たくさん汗をかいたときは、スポーツドリンクや塩あめなどで水分とともに塩分も補給しましょう。
・少しでも体調に異変を感じたら、報告をし、無理して働き続けないようにしましょう。
屋内だからと油断せず、熱中症にならないよう、注意しましょう。
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