2021-11-08

着ぐるみのアルバイトって、冬は暖かいの？

年末にかけて、テーマパークやショッピングモールでは、さまざまなイベントや催しが開催されます。

イベントでは着ぐるみのキャラクターたちが来場のお客様と戯れ、子どもたちが喜んだり、抱きついたりする姿もみかけます。

では、この着ぐるみに入っている人、もちろん正社員・アクターとして働いている方もみえますが、アルバイトの募集もかかります。

今回はそんな着ぐるみのアルバイトについて紹介します。

着ぐるみのアルバイトって、どこで募集しているの？

着ぐるみのバイトは、遊園地や、イベント会社で募集しており、ネットで「着ぐるみ」で検索してもヒットします。

イベントスタッフとしても募集されています。

テーマパークなどでは、短期間のイベントで特別なパフォーマンスが要求されない場合は、経験は問われないことが多いです。

ただし、身長が重要視されます。

身長が低くないと着られない着ぐるみや、逆に高い人でないと着られないものもあります。

また、かなり体力を消耗する仕事です。

プロでも全盛期は20代から30代前半くらいまでと言われているくらいです。

やるからにはそれなりの覚悟を決めてかかりましょう。

ものによりますが、ほとんどの着ぐるみが、暑いです。

夏は過酷で、臭いも相当なものになります。

冬は逆に快適なのかというと、場所によってはそうでもありません。

かなり汗をかくため、休憩時間にはこまめな水分補給が夏も冬も重要です。

また、着ぐるみの中に入ると、視界も狭く、圧迫感を感じます。

なかには息が苦しくなりパニックになる人もいるため、閉所への耐性がある人に向いています。

結構な重労働ですが、その分時給は高めです。

時給だけでなく、イベントによってはたくさんの笑顔や声援に囲まれ、自分もテンションがあがります。

そこに魅力を感じてこのアルバイトを続ける人も多いです。

着ぐるみの中はとても暑くなり、汗をたくさんかきます。

体を冷やせる保冷剤や、冷えピタなどがあるとよいでしょう。

脱水症状を起こさないためにもこまめな水分補給を心掛けてください。

どんな着ぐるみかによりますが、わりと大きめな着ぐるみであればTシャツ、ジャージズボンでも構いません。

体にフィットするくらいの着ぐるみであるなら、中で着るものも身体にフィットするものがよいでしょう。

汗をかくため、女性の場合は、すっぴんが一番です。

テーマパークの楽しいイベントで、いきなり着ぐるみが倒れては大変です。

万が一気分が悪くなったときは、着ぐるみについてくれている仲間たちへの、何らかのサインを決めておくとよいでしょう。

着ぐるみは声が出せないので、ジェスチャーで伝えるしかありません。

着ぐるみのアルバイトは、上記のことから、かなりの体力勝負だと感じますが、その分、時給も高めの設定です。

さらに、お金では買えない、お客様、特に子どもからの声援や笑顔がうれしくて、やりがいを持って続ける人も多いです。

なかなかレアなアルバイトとも言えます。

もし、体力に自信があって、興味もあれば挑戦してみてはいかがでしょうか。

着ぐるみの中から見える世界もまた、楽しいかもしれません。