働く学生さん必見！勤労学生控除とは？

勤労学生控除という制度があるのをご存知でしょうか？

働く学生さんは、条件が合えば利用できる制度です。くわしく解説していきます。

 

勤労学生控除とは？

勤労学生控除は、働きながら学校に通う学生の税負担を軽くする制度です。

一定以上の収入があっても、所得税や住民税を納める必要がなくなる可能性があります。

この制度を受けるには、3つの条件を満たしていることと、確定申告か年末調整をする必要があります。

 

受けられるための条件は3つ

以下の条件を満たしていれば勤労学生控除を受けることができます。

 

1、給与所得などの勤労による所得があること

所得は、アルバイト先などで「給与」として受け取る収入のことです。一時的に入る収入は該当しません。

2、合計所得金額が75万円以下で勤労以外の所得が10万円以下であること

与所得の場合は必要経費として給与所得控除55万円が収入から控除されるので、年収130万円以下が対象条件の１つです。

3、特定の学校の学生であること

勤労学生控除を受けられる条件の特定の学校とは、小学校、中学校、高校、高等専門学校、大学、大学院などです。

 

勤労学生控除の注意点

この制度を活用すれば年収130万円まで所得税非課税になりますが、扶養からは外れるため扶養者の控除は受けられなくなります。

この制度を利用する場合は、扶養者に相談することを忘れずに。

 

まとめ

いかがだったでしょうか？

条件を満たしてれば受けられる勤労学生控除。

学校に通いながら働く予定のある人は、ぜひこの制度を活用してくださいね。